平成文化Blog

30代半ばのおっちゃんが平成文化を中心に懐かしみます。主にJPOP、漫画、ドラマなど

=2曲目= イージュー⭐️ライダー@奥田民生

こんばんわ。

 

今日取り上げる2曲目は、

 

イージュー⭐️ライダー@奥田民生

 

 

イージュー★ライダー

 

1996年(平成8年)6月21日発売

奥田民生6枚目のシングル。

タイトルは、映画「イージー・ライダー」と

業界用語で「30」を意味する「イージュー」をかけたもの。

今では、TV番組の「東野・岡村の旅猿」で替え歌verが流れてますね。

 

さて、このイージュー⭐️ライダーが発売した年といえば私は中学2年生。

ちょうどサッカー部で汗水流してた時期ですね。

 

個人的にこの曲を聴くといつも思い出すのは

 

アトランタオリンピック

 

なんです。

 

その中でもさらにさらに思い出すのは

サッカーオリンピック代表、マイアミの奇跡と言われたブラジル戦です。

 

時差の関係で、ブラジル戦が放送されてたのが朝8時くらいだったと思います。

確かもう夏休みに入ってました。

 

GK川口の神セーブが連発したこの試合。

 

まさにテレビに釘付けとはこのこと。

 

そう言えるほど、TV画面に映る青きイレブンを応援していました。

 

伊東輝悦のゴールが決まった時は、本当に唖然としましたね。

 

そして怒涛の攻めを受けながらも1-0の勝利。

 

興奮した僕はそのまま部活の練習に向かったのです。

 

ちょうど学校に着いた時に、職員室からラジオが流れてました。

 

その時に流れていた曲が、、

 

そう。イージュー🌟ライダーだったんです。

 

そんなわけで前段が長くなりましたが、

この曲を聴くとアトランタオリンピックを思い出すのです。

 

そんなイージュー🌟ライダーのどこが好きか。

 

▶︎夏を感じる爽快なメロディー

 

人によって解釈は違うと思いますが、僕は非常に爽快なメロディーと感じます。

 

イントロの入り方から、青春、いや青い夏を感じるのではと思います。

 

AメロからBメロ、そしてサビへと王道的な進行ですがそれが気持ちいい。

 

裏切らないメロディー。

 

このままこういう風に盛り上がっていくんだろうなー、

という自分の予想通りなんで気持ちいいんですね。

 

たぶん多くの人がそう感じるんじゃないでしょうか。

 

特に、この曲の好きな部分はやっぱり大サビです。

 

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僕らは自由を 僕らは青春を 

気持ちのよい汗を けして枯れない涙を

 

幅広い心を くだらないアイデアを 

軽く笑えるユーモアを うまくやり抜く賢さを

 

眠らない体を すべて欲しがる欲望を

大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう

 

誇らしげに言うならば きっとそういう感じだろう

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「大げさに言うのならば」に行くまでの語尾がすべて「を」

この「を」に繋がる希望や願望、欲望の雰囲気がメロディーに見事に乗っています。

 

この大サビで歌っている事はいくつになっても共感できます。

 

自由も欲しいし、青春を取り戻したい、

幅広い心もくだらないアイデアも欲しいです。

眠らないでいける体も欲しい。

 

中学2年生の時に聞いていた曲なのに36歳になった今こそ身にしみる。

 

やっぱりこれが音楽の良さですね。

 

▶︎PVが格好いい

 

建物の屋上で奥田民生がギター1本で歌っている、

それだけのPVなんですが、これが格好いいんです。

 

タバコとハーフパンツ、サングラスをして風が強く髪がなびいてます。

 

すごく自然体な感じが映像から伝わってきます。

それが奥田民生のキャラクターに非常にマッチしている。

 

そして何と言っても、奥田民生の手書きで歌詞が差し込まれてます。

この手書きの字が味のある丸字で。

 

すごく奥田民生の世界観を表している秀逸なPVだと思います。

 

奥田民生、この時30歳かー。

 

いやー、本当こんなゆるくて自然体で、でも渋い男になりたい。

 

イージュー🌟ライダー。

 

大げさに言えば、人生なんとかなるさ、と思える1曲。

 

今日は以上。

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